自然豊かな立山町で、野山を駆け回り泥んこになって遊んだ幼少期。

作陶する父の後ろ姿を見て育ち、自ずと手仕事に携わりたいと陶芸を志した。

焼き物作りに欠かすことの出来ない粘土作りは、数ある工程の中でも要の作業。

砂利や草木の根っこを払いじっくりと土に向き合う。

生活の中に溶け込む素直なうつわ

凛とした空気のような芯のある焼き物が作りたいと

心静かに轆轤を回す。