自然豊かな立山町で、野山を駆け回り泥んこになって遊んだ幼少期。

作陶する父の後ろ姿を見て育ち、自ずと手仕事に携わりたいと陶芸を志した。

焼き物作りに欠かすことの出来ない粘土作りは、数ある工程の中でも要の作業。

砂利や草木の根っこを払いじっくりと土に向き合う。

生活の中に溶け込む素直なうつわ

凛とした空気のような芯のある焼き物が作りたいと

心静かに轆轤を回す。

 

1976年 富山県立山町生まれ
1996年 京都府立陶工高等技術専門校 成形科修了
       以後、越中瀬戸焼 庄楽窯にて作陶
2001年 個展活動を開始

       Spazio di NAOKI   大和富山店 大和香林坊店 

       ART WORK STUDIO AN   瑞浪芸術館 大高画廊 等

2009年 柿傳ギャラリーにて個展 

2011年 越中瀬戸焼かなくれ会結成・参加

2012年 柿傳ギャラリーにて個展
2014年 立山町虫谷の古民家に工房を移す

2021年 柿傳ギャラリーにて釋永由紀夫・釋永陽父娘展